ことばをひらく
ことばをひらく
— 『🌱対話カード』と、その時間—
— 『🌱対話カード』と、その時間—
ことばにならない思いが、
判断を重くしている。
伴走支援の中で、
そのことを何度も感じてきました。
初対面では、
本音はすぐには出てきません。
だから、“ことばの橋渡し”になるもの
をつくりました。
2月。
小さな対話の場をひらきました。
はじめは、静かな緊張。
14枚の『🌱対話カード』を前に、
それぞれがことばを探します。
やがて、ぽつりと。
「これからは、自分の人生を生きたい」
長いあいだ、周りを優先してきたこと。
静かな時間の中で、
ことばがほどけていきました。
涙もありました。
笑いもありました。
保育の話。
距離感に悩む日々のこと。
誰も責めず、
誰も急がせない時間。
最後に残ったのは、
小さな決意でした。
自分の中の「引っかかり」を
見ないふりをしないこと。
違和感を、行動に移すこと。
それは派手な宣言ではないけれど、
確かな一歩でした。
『🌱対話カード』は、
答えを渡すものではありません。
同じことばでも、
響くものは人それぞれです。
涙になる人もいれば、
静かな違和感に気づく人もいる。
その「引っかかり」に触れる時間が、
自分の声を取り戻す入口になると
信じています。
園長先生だけでなく、
保育に関わるすべての方へ。
対話は理解を生み、
理解は園の文化を育てます。
小さな場を、少しずつ。
静かに、ひらいていきます。
そして、伴走支援の中でも
必要に応じて、『🌱対話カード』を用いながら
ことばにならない思いにも静かに触れていきます。